富野ジャーナル

ローマ字を小学校で教えることの弊害

英語を教えるようになって随分経つが、相変わらず悩みの種は小学校で教えられるローマ字だ。昔は4年生になって初めてローマ字を習ったが、今は3年生で習う。英語よりも先にローマ字を習うために、ローマ字読みが子供の頭に定着してしまう。それは日本語のあ…

ちいさなことかもしれないけれど、

昨日のことです。ドラッグストアへ買い物に行くと、店の中で迷子らしい子供が泣いていました。その内にお母さんが来るだろうと様子を見ていましたが、なかなかやってこず、保育園らしいその子は泣きながら店の外に出ていってしまいました。ちょっと心配にな…

中田宏 「日本人が持つべき日本人らしさ」

関青年会議所が、設立55周年を記念して主催した、中田宏さんの講演会に行って来ました。なるべく順を追ってその内容と私の感想を記してみたいと思います。 話の趣旨は、人の行動は仕組みに依って変わる、ということと、日本人は歴史を再認識してその歴史観…

The Last Trapper

これほどハラハラ、ドキドキしながら見た映画も珍しい。カナダ北部ユーコン川付近で、ビーバーの毛皮などを取って暮らす一人の狩人の物語だ。ジャン=ジャック・アノーの映画を思わせる、大衆に媚びることのないシビアな映画だった。ロケはない。すべて現実の…

地域員会を考える勉強会

関の文化会館で開催された地域委員会を考える勉強会に参加してきました。ここでは名張市のすずらん台町づくり協議会から、池田紘郎さん(サロンきずな運営委員会代表)、大橋健さん(ライフサポートクラブ運営委員会代表)、NPO法人高浜南部まちづくり協議会…

各務野自然遺産の森

今日は、キノコに詳しい麻ちゃんと 各務野自然遺産の森へ行って来ました。梅雨の時期なのでキノコが沢山見られるのではと期待して行ったら、珍しいのが見えました。結構広い山の連なりがそのまま自然遺産の森として指定されているので、山歩きをしているよう…

各務野自然遺産の森 第二弾

さて、森の中には池も所々にあっていろんな生き物が住んでいます。池といっても人工の池ではなく水たまりっぽいもので、葦などの草がぼうぼうと茂っているところです。 見難いかもしれませんが、黒っぽい色をした、胴体が人の握りこぶしほどもある大きなカエ…

いのちの森プロジェクト

毎晩見るプライムニュース、昨夜のゲストは宮脇昭教授。知る人ぞ知る森の権威だ。この番組では今問題になっている震災ガレキとの関わりで、教授の「いのちの森プロジェクト」を紹介していた。壮大なプロジェクトで、司会の反町さんはコストやできるまでの時…

ダレる

正しい姿勢で座っていることができない子供がいる。勉強するときには一定の時間、きちんと座っていないと鉛筆もしっかり持てないし、字もちゃんと書けない。なぜだろう、どうしてちゃんと座れないのか。すぐにおしりが椅子の前にずりだして、背もたれに頭を…

名張毒ぶどう酒事件「約束」

先ごろ再審請求が却下された名張毒ぶどう酒事件を題材とした「約束」という映画を見た。当時から現在に至るまでの報道映像もふんだんに盛り込まれていて、秀逸な出来栄えだった。この事件はずっと被疑者の自白の信用性が問われていたが、この映画では当時の…

朝の風景

朝まだ早い時間の空気は、清々しい。私が起きるのはたいてい5時頃。この時間はもう明るいけれど、太陽は昇っておらず、夜の名残りが感じられる頃。あちこちから、本当にたくさんの種類の鳥の声が聞こえてくる。鳥たちが枝を揺らす。風が樹の葉を揺らす音もか…

 しーちゃん、さよなら

小学校、中学校と一緒に勉強したしーちゃんが、突然交通事故で逝ってしまいました。いつもにこにこ、笑顔だったしーちゃん。起こった時もちょっとふざけたみたいに怒ってみせて、私達を安心させてくれたしーちゃん。家具屋さんにお嫁に行って、もう35年以上…

これはまさに 運命という他ない

図書館の古本祭りがあるというので、期待はしなかったが行ってみた。初めて。広い会場にずらりと並んだ数千冊はあろうかという本を端から見る。やっぱり欲しいのはないな、、、と思って進んでいくと、なんと、長いこと探していた本があるではないか!!この…

 お日様の恵み

「温水器が壊れたぞよ」夕飯の時に父が言った。最近は太陽光が注目を浴びているが、この温水器は太陽熱で湯を作る。原理は至極簡単で、日向に水を置いておくと暖かくなるが、これを更に効率化したものだ。屋根の上に黒い平たい板みたいなものを設置し、その…

 バーバー吉野

バーバー吉野を観た。三回目。幾度も観ても楽しめる作品はあまりないが、これはそのひとつだ。この映画を知らない人のためにちょっとあらすじを。 村の小学生は一人残らず「吉野刈り」という坊ちゃん刈りみたいなヘアスタイルをするように決められているある…

お知らせ

フェイスブックにページを開設しました。 再生可能エネルギーを知る: https://www.facebook.com/knowingenergy 震災がれきの受け入れについて考える: https://www.facebook.com/nationalcompassion 野の花: https://www.facebook.com/WildFlowersKeiko興…

現代うつ という「病気」

昨日NHKスペシャルで「現代うつ」というのをやっていた。20代、30代の人が罹る病気だそうだ。その症状というのが、仕事に行くとやる気が無くなってうつ状態になるが、休みの日には元気になって友達とおしゃべりしたり旅行に行ったりすることもできるという。…

古文書の整理

私が住んでいる地区に古くから保存されている文書を分類整理するというので行ってきた。倉庫の奥に入ってみるといくつもの段ボール箱が山積みになっていたので、それを全部集会場の広間に出してみると、古くは明治の頃の、和紙に墨で記した文書もあった。自…

 朝まだき

夜が明け離れる頃、私は目を覚ます。するときっと、ピー、ピーっというかすかな鳥の啼き声が薄暗い静寂を縫うように聞こえてくる。一体どんな姿をしているのだろうか。細い糸をひくようなその啼き声は笙の笛に少し似ている。心の中が澄んでいくようなその声…

尾関市長のこと、つまり政治家のこと

4月12日、尾関市長は宮城県の被災地を視察しました(http://oze-ken.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-02ea.html)。これはかねてから、がれき受け入れについて判断するために行うと言っていた視察だと思います。市長がこの件について初めて言及したのは…

 失語症検査を垣間見る

ひょんなことから失語症の検査の現場を見る機会を得た。失語症というのは相手が言っている言葉が理解できない、字が読めないといった言葉の障害である。頭を打ったり、脳に酸素が十分に供給されなかったりして起こる。従ってもともと知っている言葉を聞いて…

箒の話

最近、掃除には箒を使っている。これがなかなか便利だ。「掃除は箒とチリトリが一番だ」という知人の言葉を聞いたのはこの冬。薪ストーブを使っている関係上、ストーブまわりにすぐ小さな木くずが溜まるので、手元掃除機を探していたところ、そういう助言を…

遊び

遊びをせんとや生れけむ 戯れせんとや生れけん 遊ぶ子供の声きけば 我が身さえこそ動がるれ大意……遊ぶために生まれて来たのだろうか。戯れるために生まれて来たのだろうか。 遊んでいる子供の声を聴いていると、感動のために私の身体さえも動いてしまう。201…

放射線と健康被害

先日掲載いたしました「放射線と健康被害」に関する講演会で使用されたパワーポイントのファイルが、関市HPで公開されましたので、ここに掲載します。興味のある方はご覧下さい。放射線と健康被害片渕.pdf

私の町、そして私たちの町

昨日NHK岐阜放送局の震災廃棄物関連のニュースで、岐阜県では関市が受け入れを前向きに検討していると報道していた。尾関市長が最初にこの件に触れたのは市長になって最初の議会で、公明党幅議員の、受け入れが必要だと思うがという質問に答えた時であった。…

放射線と原子力災害 その3

「放射腺と原子力災害−人に与える影響は?」講演会報告前回までに放射線とは何か、体に与える影響、自然界にかる放射線についてまとめました。重要なことはそれで書き終えたと思います。今日は原子力災害の部分を報告します。まず原子炉の構造とメルトダウン…

放射腺と原子力災害 その2

「放射腺と原子力災害−人に与える影響は?」講演会報告先のブログでは放射腺とは何か、体に与える影響についてまとめました。今日はその続きです。放射腺に当たると私たちの身体に影響があることはすでに書きましたが、ではどれくらいの放射線を受けると、ど…

放射腺と原子力災害

「放射腺と原子力災害ー人に与える影響は?」と題する講演会に行って来ましたので、その報告をします。あらかじめ申し上げておかなければいけませんが、以下に書くことは私が理解したことであり、一生懸命メモをとったものの、この分野を学んだ経験がないた…

西に疲れた母あれば

廃棄物の広域処理が思うように進んでいません。 私は機会あるごとに、地元でも受け入れて欲しいと発言していますが、それは人道的とか社会正義とかそんな大層なことが理由ではなくて、「西に疲れた母あれば、行ってその稲束を負い」たいという単純な理由です…

じいさんは我慢する

父に用があったので実家に行ってみると、分厚いオーバーを着込んでお地蔵さんみたいに座っていた。室温は5度である。ストーブつけたらいいのにというと、そうさぶないぞよという。これはあながち年をとって感覚が鈍っているからばかりではない。85になる父の…