筑摩文学の森3 幼かりし日々

筑摩文学の森3 幼かりし日々
筑摩書房

これは筑摩文学の森、というシリーズの一冊。装丁は安野光雅
中原中也、辻まこと、ファーブル、マンスフィールド泉鏡花、ヘッセ、などなどの短編や幼少時の思い出を集めた本だ。このシリーズは他にも美しい恋の物語、心洗われる話、変身ものがたり、おかしい話、思いがけない話、恐ろしい話、悪いやつの物語、怠け者の話など別巻を合わせて16冊から成る。どれも、物語の楽しみを十二分に味わえる。全集を買うことはほとんど無い私だが、これは全部そろえた。どの一冊をとっても楽しく読める。これだけの秀逸かつ楽しめる物語を選出するには一体どれほどの作品が読まれたことか。しかも翻訳がとても良い。
最近は本離れといわれるが、こんなにも心楽しくなる物語が知られないままに時が過ぎるのはどうももったいない。
アマゾンで検索した結果、今は古本となってわずか1円、2円で手にはいるのもある。是非、木陰で読書などされたらどうだろうか。