人間臨終図鑑 I

人間臨終図鑑 I
山田風太郎

古くはクレオパトラから現代人まで、歴史上の人物から、作家、犯罪者、音楽家、などあらゆる分野の人物の最後の様子を描いた本だ。全部で300人ほどを取り上げて、生涯についてのごく簡単な解説を付した上で、その生涯をどのように終えたか記してある。また、その死にまつわる周囲の反応などが記されている場合もある。

「死を初めて想う。それを青春という。」−山田風太郎
十代で死んだ人、二十代で死んだ人、など、個々の項目の冒頭に上記のような一節が添えてあるが、この一節が、収められている生き様、死に様に奥行きを与えている。