考える

「これからの正義の話をしよう」の中の「市場と倫理」という項目で、代理出産が問われている。2002年インドでは商業的代理出産が合法化された。代理出産は米国などでは高額なため、外国の顧客を引きつけるのがその目的だという。インド西部のアナンドという町ではすでに代理出産を目的とした施設の建設が始まっており、すでに2008年にはこの町で50人以上の女性が米国、イギリスなどの国の夫婦のために妊娠している。(情報の引用は「これからの正義の話をしよう」、内容の詳細はhttp://www.newsvine.com/_news/2007/12/30/1194038-world-outsources-pregnancies-to-india参照)
生命倫理については代理出産以外にも精子の売買、障害児の中絶などという問題がある。医療技術が未熟なために運命として受け入れてきたことも、生命の誕生に自分の意志を反映させることができるようになったおかげで私たちには選択肢が与えられた。数年前に日本で問題になった臓器移植もそうだ。何を以て人の死とするのか。生に加えて死についてまでも選択を迫られている。
技術の進歩につれて、それを利用するのかしないのか私たちが判断しなければならない。技術の進歩を止めることはできないからだ。