雨が好き

おとついの午後から空っ風が吹いたと思ったら、昨日は山がなるくらいに強い風が吹いて、今日は朝から雨。家に後から取付けた縁側の上の小さな屋根から雨だれが白く光ってぽつぽつと落ちている。

雨だれが大好き。木の葉っぱから銀色に光って落ちるのが一番好き。葉っぱの上の水が葉っぱの先にだんだん集まって、やがて大きなしずくになってぽたりと落ちる。あっちでも、こっちでも。銀色のしずくが糸を引くように落ちて行く。葉っぱに当たる雨粒の音もやさしい。

屋根には雨樋を付けたくないのだけれど、周りが付けないといけないとうるさいので、仕方なく取付けた。おかげで私の好きな雨だれは、樋に集まってただのつまらない水の固まりになって流れ落ちている。しかもその棒のような水さえ、家の中からは見えない。つまらない。

雨粒は池に落ちると小さな丸がたくさんできて、これも好き。

ざあざあ降る雨は、カーテンみたいになって、大好き。

雨の降る日は楽しみが多い。