イグ・ノーベル賞

イグ・ノーベル賞
最近かしましいノーベル賞授賞式の裏側で、イグ・ノーベル賞の授賞式も行われた。イグ・ノーベル(Ig Nobel)とはノーベル賞に絡んで、Igという否定を表す接頭辞を付けることで、Noble(高尚)でない研究を称えるものらしい。

その授与規準は「笑えるもので、かつ考えさせるもの」ということであり、単なるお笑いの賞ではない。ちなみに過去にイグ・ノーベル賞を受賞したアンドレ・ガイム氏は今年、ノーベル物理学賞を受賞した。過去に受賞した様々な賞を見ると高度に研究的であるが、経済的利益とは直接結びついていない。何にでも効率と市場原理を持ち込む昨今の状況で、こんな賞が存在すること自体貴重だし、うれしい。「笑いなくして、成功無し」と宣った他のはマーク・トウェインであったか。笑いはやっぱり貴重なのである。以下に一例を紹介する。

イグ・ノーベル平和賞
イギリス海軍:
水兵に実包を使うことを止めさせ、代わりに「バーン!」と叫ばせたことが、受賞理由。射撃訓練における実弾使用を減らしたことにより、英国海軍はある程度の予算節減を達成した。
イグ・ノーベル物理学賞
アンドレ・ガイム(ネイメヘン大学):
カエルと力士を浮揚させるための磁石の使用に対して。
水の反磁性を利用した磁気浮上のデモンストレーション実験のコミカルさが評価された。なお、ガイムはグラフェンの開発者として2010年に本家のノーベル物理学賞を受賞した。
以上ウィキペディアより抜粋。