遊びの博物誌

遊びの博物誌
新・遊びの博物誌
坂根 巌夫著

娘たちが保育園や小学校の頃にわたしが読んだ本。

遊びとは何か。その神髄がここにある。こどもたちはお仕着せの形や既成概念にとらわれることなく、身の回りのありとあらゆるもので、遊ぶことができる。これこそ遊び、即ち創造性の原点だ。そんな原点を是非とも確保しなければと思っていろいろな本を購入したが、これはその中の一つだ。目次を見ると、「本でない本」「無限音階」「匂いの地図」「不可能な形」「隠し絵」「歴史の造形」「いたずらペンダント」といったタイトルが並び、エッシャーのだまし絵から、数学者が考案したというゲーム、迷路など、様々な種類の遊びが紹介されている。

自分で作れるものは少ないが、わたしは「回転する蛇腹」というのを作ってみた。円に構成された蛇腹が内側から外側へと回転するというものだ。それぞれの面に絵を描いておくと面白い。

この本は実際に作ってみるための本ではなく、遊びとは何かをつかむための本であり、親や保護者が読んで、自分の暮らしに活かす本だ。

この本は現在絶版になっているが、古書として販売されている。是非おすすめしたい一冊だ。子どもを育てているいないにかかわらず、みんなが楽しめる。ユーモアもある。