これって、どうなの?

前原大臣が辞任した。

多くの記事がこれについて発表されているが、政治と金 というくくりで記載しているものが多く見られる。え?政治と金?このタイトルを聞いたとたんに、「何か汚れたもの」を想像させる。そんな効果をメディアはねらったのか。

大臣の辞任の原因となったのは報道に寄れば、身内同然にしていた一人の焼肉店主から5回にわたって25万円を受け取った。店主は法律を知らず、大臣は法律を知っていたが店主がそれに抵触するとは知らなかった。

問題になっている政治資金規正法の「外国人からの献金を禁止する」目的は外国人勢力に政治を左右されることを防止する、ということらしい。

今回問題となっている献金が、その法律の趣旨に反したために辞任を余儀なくされるほどのものだったのか、大いに疑問を感じる。

献金が政治的に大きな力を持ちうる団体からで、その団体に利益供与したというのなら、辞任しても仕方ないかもしれないが、今回の場合、以後気をつけます、という程度のことなのではないか。

ことの発端となったのは自民党議員の指摘であった。その発言の様子を見ていると、ちょっと笑える。そこら辺に落ちているゴミを拾って、このゴミは誰が捨てたんだ、犯人を逮捕せよ、と大道で叫んでいる人のようだ。「外国人から献金を受けるなんて、信じられませんよ。」と石原伸晃さんは発言していた。

自民党は与党になるためなら何でもするぞという勢いで、盛んに攻撃する。それに他の野党も同調する。支持率はそれに準じて下がり続ける。

みんな、目の先三センチしか見えないの?と思う。半世紀を超す自民党単独政権が終わったことが世界的なニュースとなり、それから数年の間に、自民党政権では思いも寄らない政治の透明化が図られた。もちろんいろんな失敗もあったが、とにかく画期的なことだった。初めて政権交代が計られたのだから、しかも、単独政権を許したのは我々なのだから、多少の失敗よりも、交代によって得たものをもっと評価すべきだと思う。そして、もっと大きい視野から物事を考えなければならない。

それに値しないようなことで、こんなに何度も大臣や閣僚を交代させることが本当に日本にとって良いことなのか。野党の側に問いたい。