心を満たす感動: 父親の出産ドキュメント

3月17日3:34に待望の第一子が誕生しました。
3242gの元気な女の子です。

ちょっと過去にさかのぼりますが、妻の陣痛の間隔が10分になったのが16日の午前中やったかな。
そのくらいの間隔になってくると入院して出産に備えるらしいのだが、かかりつけの産婦人科にもっと間隔が短くなったら来てもいいみたいな事を言われるらしく、妻の予想だと入院できるのは夕方くらいじゃないかという予想。
なので、午前中の内に行きたかったけど普段行けなかった皮膚科と美容院に行きたくて梯子してしまった。
美容院で髪を頭半分くらいすっきりしたところで妻から間隔が急に3分くらいになったから産婦人科に行きたいからすぐ帰ってきてほしいとメールが。。
こんな斬新な髪型ではさすがに産婦人科に入れんやろうなぁという感じだったのでいつもは30分くらいかかりそうなところをバリカンで2分くらいで済ましてもらって水でざっと流してすぐ自宅に向かった。
頭ギッザギザ。
妻を産婦人科に連れて行き即入院。
数時間したら分娩室に入り、さぁ出産。とはいかず、
そこから約14時間もの間妻は痛みと苦しみと闘うのだった。
分娩室とは別室で待つように言われたがそわそわして分娩室のドアに耳をくっつけて中の様子を聞いた。
中からは呼吸を整える感じや、いきみを逃がすやり方を助産師に教えてもらっている感じだった。
それでも痛みは和らぐ事はなく、数時間後には廊下にいても妻の痛みを訴える叫び声が聞こえるようになった。
さらにしばらくすると助産師が夫からも協力が必要だという事で呼びにきたので、一緒に分娩室に入り、苦しい時に背中をさすり、言葉を掛けテニスボールを当てがったりした。
それを約一時間続けた後分娩室から出され、また妻が頑張る。
それでダメならまた部屋に入れられ背中をさすったりした。
これを何時間も繰り返し、何回繰り返したか分からないが俺もさすがにちょっと疲れていたみたいで、廊下でウトウトしてしまっていた。
どのくらい寝てしまったか分からなかったが、妻の絶叫で目が覚める。
はじめは女の助産師さんだけだったが、いつの間にか男の医者も中にいて、よし立ち会いだといい俺を中に呼び入れた。
固唾を飲んでその様子を妻の頭側から見守っていたが、頭が大きい為なかなか出てこず、吸引したようだった。
それでもなかなか出てこなかったが、数回試みるうちについに頭が出てきたのがこちらから確認できた。
妻が必死に最後の踏ん張りをみせていきんでいるのを応援しているつもりだったが、なんか喉がキュッとして口がパクパクするだけで声にならず涙がボロボロでてきて正直あかちゃんが出てきた瞬間は人知れず号泣していた。
力尽きた妻はぐったりしているし、助産師はあかちゃんの体の世話とかで忙しそうやし、先生も後処理しているし一人静かに号泣しているのも迷惑に感じてきて廊下に出て号泣していたら、赤ちゃんを抱いた女性が自分に
「おめでとうございます」
と声をかけてくれた。
必死にありがとうございますと返事したつもりが、「あ」とか、「お」とかしか声になっていなくて、しょうがないので会釈して許してもらった。
後処理が終わった後、写真を撮らせてくれたのでここぞとばかりに撮らせてもらった。
赤ちゃんは目がぱっちり開いているのに、まだ見えていないせいかキョロキョロして初めての世界を観察しているようだった。
なんて愛おしいんやろう。
こんなに可愛いものだとは。

何を伝えたいのか良く分からなくなっちった。。。
最後に一つ言いたい事は、最後まであきらめずに頑張ってこの子を生んでくれた妻にありがとう。
娘よ、こんにちは。会いたかったよ。
二人のところに生まれてきてくれてありがとう。

こんな幸せな事はない。


これは息子(娘の良人)の手記です。この文章から伝わってくる感動はあまりに大きく、私の言葉は不要でしょう。