プロメテウスの火: 知りたい:今回の原発事故の真実と、実際の対応

ある意味で地震や津波などの自然災害よりも深刻であるともいえる放射能の問題が、日々悪化している。この状況を理解しようと思っても私たち一般の者には難しくて理解できない。せめて、ネットに公開されている情報を拾い読みして知識の断片を得、時間を変えて知ろうと思う。

政府や原子力保安院の会見が毎日行われているが、最近は素直に信じていいものかどうか疑いたくなってくる。この事態の取扱いが東京電力の、ひいては国の経済的利益に強く係わっていると思われるからだ。

当初、原発での作業員の被爆基準に緩和し(100ミリシーベルトから250ミリシーベルトだったと思う)、今日は食品に設定されている放射能の基準を緩和することが検討されているという。これまでにも、実際に検知された数値が基準値を1000倍超えているというのに、全く健康には問題ないという発言が繰り返されてきた。1000倍でも全く問題がないということであれば基準値をどのように私たちはとらえたらいいのか。

原発の状況についても、毎日が対症療法的な対処であるようにみえる。会見で今後の終息の予測を聞かれても、長期になるというような発言しか、私が知る限りはなされていない。現場を目視することも放射能レベルが高くてできない。どこから放射能が漏れているのか、格納容器はどれくらい破損しているのか、燃料棒からどれほどのウランが落下しているのか、水はどこからどのように漏れているのか。そういうことが全く確認できないままに対策は進んでいると思う。

一体今の対策は原子炉を温存する方向で行われているのか、あるいは廃炉を前提として行われているのか。はたまた、前提に係わらず今行うべき対策はこれしかないのか。すくなくとも、至るべき目標を示した上で、現在このような対策をしている、ということを示して欲しいと思う。そうすれば、このような日々放射能が垂れ流されている状況も、少しは納得できるのではないか。

以下に知り得た有用な知識とその出典を記す。
原発110330-2.pdf 直
原発110330.pdf 直
日本にある運転中の原発:「原発が被災、大事故に/3 原発頼りの日本

http://mainichi.jp/select/wadai/wakaru/saigai/archive/news/2011/20110323org00m040021000c.html

福島第1原発 各炉の現状など「福島第1原発事故収束へのハードル(2011年3月28日付朝刊)」:
http://mainichi.jp/select/jiken/graph/sinsai_zusetsu/3.html