慣れ

東響電力福島第一原子力発電所では今日も非常に危険な状態が続いている。恐ろしいことは、福島原発の炉内をだれも正確に確認できていないということだ。放射能が強くて確認できない。常に数値による推測に基づいて様々な対策が採られている。

爆発直後から非常に深刻な状態にあり、今でもその状態は少しずつ悪化している。原子炉を冷却するために一日500トン(だったか)の水が注入され、建屋からは高放射性物質が海へ、地下へ、そして空中に排出され続けている。昨日からは原子炉自体の爆発を防ぐため、窒素が注入され始めた。1号機では燃料棒の7割が破損しているとの見方も発表されている。2号機、3号機でも二割から三割が破損しているとの報道もあった。避難区域も30km圏内を、屋内待避から避難区域に変更されようとしている。そういう中で福島原発の事故は実際の所「5」を越えるものかも知れない(最高は7)らしいが、保安院は、今は評価する時間が無いという理由で、再評価を行っていない。

テレビのニュースを見る限り、爆発直後よりも緊急性が感じられない。報道に緊急性が感じられないと、収まりつつあるのかなと思ってしまう。状況を中止している私たちも、毎日危ない、深刻だといわれると、それに慣れてしまう。それがもっとも恐ろしいことだ。