富野ジャーナル


暖かい春の朝。

ヒューちゃんはこの頃更に目が見えなくなり、耳も聞こえなくなって、私がすぐ側に行ってもちっとも気がつかない。散歩に行くと時々ものにぶつかったりする。けれど、本人は、「おや、こんなところに」というような顔をして、ちっとも気にしていない。







ピーちゃんは青草が生えてきたし、暖かくなってみみずも地面の近くまで出てきたりするしで、あっちでごそごそ、こっちでしゃりしゃり、日がな一日草をついばんだりみみずを掘り出して食べたりしている。おかげで庭はまだまだ青草が少ない。




最近はカラスにまた卵を持って行かれるようになったので、CDを吊してみると、効果覿面。黄色い荷造りテープはかみついたりしないということを一年かかって学んだカラスカー助は、CDが襲いかかってこないということにどのくらいで気がつくだろうか。




カキドオシや、スイカズラも生え始めている。私の庭はこんな野草ばかりを生やしている。近くのばあさんが通りかかって、「敬ちゃん、草引いたろか」などと親切にいってくれるが、これは生やしているのだといっても、冗談としか思われない。