リビング・スキル: 詩人

山尾三省という詩人をつい最近知った。そして詩集を買った。

三省の詩は言葉自体を楽しむというより、そのことばのつらなりの背後に透けて見える神々しいまでの精神性に惹かれる。精神性という言葉が適切かどうかは分からないが、百万の理屈を超えて到達する理屈のない世界、そんなものを感じる。三省は屋久島に住んで詩を作ったらしいが、屋久島を吹く風、屋久島に打ち寄せる波、そして屋久島の森そのものとなって暮らしていたのではないだろうか。詩を読んでいると少なくともそんな感じを受ける。昔の人かと思ったら意外にそうではなく、2001年に亡くなった人だった。私の生涯本棚に、久しぶりに加わる一冊となった。

この記事は三省の詩の末尾に書こうと思ったが、あの詩を汚すような気がしたので別のページに書いた。