まだまだ続く、原発事故の影響と、やっぱり

1号機、燃料棒すべて落下の可能性と発表
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110512-OYT1T00529.htm

1号機の水は燃料棒を半分以上浸しているはずだったが、計器が壊れていたことが分かった。あれだけの被害があったのに、計器が大丈夫だと思っていることが信じられない。温度計だって、壊れていない方がおかしいのではないか。格納容器は100度に保たれており安定しているというが、本当のところは誰にも分からない。このところ復興の明るいニュースが多くなったが、原発事故はまだまだ終わっていない。日々放射性物質はあの壊れた建屋から放出されている。

福島第1原発:3号機取水口で汚染水 ピットから海へ流出
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110512k0000m040096000c.html


福島第1原発:上空放射線量、通常の数倍も 福島大調査
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110512k0000m040087000c.html


1号機は水棺を目指して注水していたが、注入するほどには溜まっておらず、当然海か地下にどんどん放射性物質と一緒に流れ出ている。どこからどこへということが誰にも分からない点が恐ろしい。

福島では農業も酪農も出来ず、廃業する人も増えている。
家を追われ、仕事も奪われる人たち。原子力発電はいったん事故が起こるとその影響は何十年にもわたって続く上に、近隣の暮らしに甚大な被害をもたらす。こういうことがあってもまだ、原子力発電を容認する人たちは、たぶん原発の影響を受ける危険のないところに住んでいる人たちだろう。ゴミ焼却場は必要だが、自分ちの庭に作るのはいやなのだ。それとも、経済のハッテンのためには多少の犠牲は仕方がないとでも主張するのだろうか。どのような議論も、たとえ一部の人であれ犠牲者が出るという一点だけで、原発を否定するには十分だと思う。安全対策を見直すというが、今回のことでそれが無意味だということがわかった。人の手で作ったものは人の手で制御できる限りにおいて、それを使ってもよい、ということを徹底して欲しいと思う。