蜂の巣箱

うちの東にすっくと立っていた一本杉が、道路拡幅のために切り倒されたので、何とかうちで一部でも使いたいと思って、もらってきた。かねてから蜂の巣箱を考えていたので、じいに頼んで作ってもらった。

蜂の巣箱はやはり市販の板で作るよりも、このような自然木をそのまま活かしたもののほうが蜂には好ましいのではないかと思う。べつに蜜を盗んで食おうという魂胆はなく、ただこの杉の木の空洞に巣を作って、私の家の周りで暮らしてもらいたいといだけのことだ。直径は60センチくらいもあろうか、結構太い。じいは昼から額に汗して一生懸命作ってくれた。新しいチェーンソーも買ったらしい。

やあ、すまん、すまん。82歳になるじいの頭と身体機能が健全に保てているのも、こんなわたしの無理難題を日々こなしているからにちがいないて。