センス・オブ・ワンダー

センス・オブ・ワンダー
レイチェル・カーソン

レイチェル・カーソンといえば[沈黙の春]が有名だが、この本はカーソンがその甥と共にメーン州の別荘で過ごした時を綴ったもので、自然界の様々な驚きに満ちている。

足下の苔や池の水草など普段気にとめないような小さい植物や生き物たちも、カーソンがいかにこよなく愛しているかよく伝わってくるし、自然を観察することで人としていかに生きるべきかという問いに対しても貴重な答えを引き出している。この本は自然観察の妙を提示してくれるとともに、哲学の書でもある。

ごく短い文章で、あちこちに美しい自然の景色の写真も収められており、装丁も美しい。