命のめぐり



よく見ないと分からないけれど、中央やや右よりの緑色の葉っぱの上に黄色くて細いトンボがいる。ここは湿地の端の草むら。湿地にはたくさんの虫や水生動物がいる。誰も手を加えていないところなので豊かな生態系を保っている。ときどきサギがここで餌をついばんでいる。鴨が来ることもある。








上の写真はいつも散歩に行く杉林の中のコケ類や、シダ類。小さい白い花はテイカカズラらしい。高い杉の木にまつわっててっぺん近くまで這い上って可憐な花を咲かせている。杉林には大きな岩がある。もうそこで何十年、あるいは百年も座っているかも知れない。その間に苔やシダやそのほかの植物を養ってきた。よく見ると檜まで芽を出して育っている。シダには葉先を丸めてすみかにしている何かの虫も住んでいる。

森はひとつの生き物だ。