秋の日の

秋の日のヴィオロンの 

ためいきの身にしみて 

ひたぶるにうら悲し

鐘のおとに胸ふたぎ 

色かへて涙ぐむ 

過ぎし日のおもひでや

げにわれはうらぶれて 

こゝかしこさだめなく 

とび散らふ落葉かな


ポール・ヴェルレーヌ
上田敏


原作を上回る出来だと評された上田敏の訳。今日はこの詩が生きる日だ。