署名運動

関志民の会のハコモノ反対の署名運動(数字は精査前のもの)

先の記事(http://d.hatena.ne.jp/cahiersauvage/20110920/1316473291)にも書いた署名運動で集まった署名が26日に議会に提出された。

関市に建設されようとしている複合施設に反対するもので、私は最後の方の2回しか参加しなかったものの、署名運動自体は6月から始まっており、三ヶ月あまりで一万余の署名が集まったことになる。

一つのことを不特定多数の人々に訴えるということは大変なことだし、相当な勇気もいる。前に出ない、目立ったことはしない、ということが良しとされるこの文化の中にあって、たとえ自分が賛成していることに対してでも、名前と住所を書くことに抵抗を覚える人は多い。ましてや、街頭に立って署名を集めることには覚悟がいる。しかし、この関市の財政状況を思い、また子供たちの未来を憂えて、あえて行動に出る人たちのお陰で、借金を積み増すことを避けることができるかもしれない。

昨年あたりから、日本各地で市長のリコールや住民投票に対する署名集めなど、市民一人ひとりが声を上げたことの成果が上がりつつある。これまではなんでも行政頼み、中央だのみであったが、それもだんだんあてにならなくなっているなか、私達一人ひとりが自分の住んでいる町について知り、考え、そして行動する必要が出てきた。

最初の一歩を踏み出す時が大変だが、踏み出してしまえば案外できるものだ、というのが今回の私の感想だ。

署名をするというと、漠然とした不安を覚える人は多いだろうけれど、それは単なるとりこし苦労というものだ。むしろ、意見を表明しないということが恥ずかしいという状況になればと思う。

最近は様々な世論調査が行われて、日本ばかりでなくアメリカのアンケート結果を見ることができるが、いつも思うのは「わからない」や「どちらでもない」という回答がアメリカに比べて、日本にとても多いということだ。それは答えたくないのか、意見を持っていないのか、あるいは考えてもわからないのか、それは不明だが、普段から行政についてもう少し関心を持って見ていこうと思ったことであった。