東京でも廃棄物受け入れに反対

都のがれき受け入れ 「放射能入れるな」苦情多数
2011.10.1 08:46

東日本大震災で発生した岩手県の災害廃棄物(がれき)の受け入れを発表した東京都に対し、「放射能を拡散させないでください」などと反対する電話やメールが寄せられていることが30日、分かった。

 都環境局によると、受け入れが発表された9月28日夜以降、29日に162件(電話129件、メール33件)、30日に283件(電話222件、メール61件)の意見があった。大半が「被災地支援も分かるが、子供がいて不安」「放射能を入れてくれるな」などと受け入れに反対する内容という。

 来年3月までに岩手県宮古市のがれき計1万1千トンを処理する予定。鉄道で都内の民間破砕施設に輸送して処理後、東京湾に埋め立てる。このがれきを処理した焼却灰を岩手県が検査したところ、1キロ当たり133ベクレルの放射性セシウムが検出されたが、国が災害廃棄物の広域処理で定める基準値(1キロ当たり8千ベクレル)を大幅に下回っている。

 都は30日、岩手県などと災害廃棄物の処理基本協定を締結。今後は宮城県とも同様の協定を結び、岩手、宮城両県のがれき約50万トンを受け入れる方針。

京都市、日進市につづき、東京でも、東北の瓦礫の受け入れに反対する動きがあるという報道があった。

何かというと電話する人というのはいる。京都でも、日進市でもそのわずかの電話やメールで、すでに決定したものをひっくり返している。これを見ると、市で決定したことでも、電話すると取りやめてもらえるということだろうか。

福島の人たちに同情したり、支援したりしたいという人はほんとうに多いのに、いざ、身を切る段になると、それは勘弁という。

これを考えるとき、ゴミ問題がすぐ頭に浮かぶ。ゴミ処理場は必要だが、うちの近くに作ってもらっては困る。昔nimby (not in my back yard)と言われて問題になった。

本当に東北で起こった災害について気の毒だと思う気持ちがあれば、その苦難の一端を担うという姿勢があってもいいのではないか。

石原知事はどう対応するだろうか。

知事の発言にはやや問題があったこともあり、あんまり過激なので、私はあまり好きではないけれど、あの断固とした明快な態度は好感が持てる。原発事故が起こった時、天罰だといって物議をかもしたが、あの発言は、これまで野放図にエネルギーを使ってきた私達全部に対する天罰であると、私は理解したので、このあたりの考えは私と似ている。

今回も困ったときはお互い様というような気持ちで受け入れを決めたのではないだろうか。これまでの知事の行動を見るかぎり、わずかの人が電話してきたからといって判断を翻すとは思えないけれど、どうだろうか。