スティーブ・ジョブズ氏 死去

スタンフォードでの卒業スピーチ。
http://www.youtube.com/watch?v=87dqMx-_BBo&feature=youtu.be

たった15分間のスピーチだが、非常に内容の深いものだ。この中で氏は、人生何が幸いするかわからない、一つ一つ石を積み上げることが大切だ、そして、自分が信じたことに向かって進むことだ、と私たちに伝えている。

私の最初のパソコンはアップルのパフォーマだった。起動画面に、パフォーマからの挨拶(「Hello!」だったか)が現れたときには感動したものだ。当時は大変多くのアプリケーションが搭載されており、殊にキッドピクスというお絵かきソフトは素晴らしかった。ペンキがたらたら垂れるところまで非常に現実に近いものがあり、現実以上の優しさがそこにはあった。

アップルコンピュータにしか無いもの、それは人間味、優しさだと思う。それはアイコンその他のアートに見られる線の柔らかさに象徴されているように思う。

このスピーチを聞いて初めて知ったが、氏は里親に育てられ、学費がなくなって大学を中途で退学するなど、一件不遇なように見える環境に育ったが、氏自身がいっているように、そのような環境だったからこそ、あのアップルコンピュータは生まれたのだ。人間万事塞翁が馬、何が幸いするかわからないのだ。

自分が信じた道を進めという氏のメッセージは、多くの人を勇気づけるに違いない。