へんてこ へんてこ


へんてこ へんてこ
長 新太

長新太は日本には珍しい、ナンセンスを解する人だ。何にでも意味を見出したがる傾向にある日本人には、ナンセンスは受け入れられにくいのか、ナンセンスを扱った作品は少ない。

ナンセンスはお馬鹿なというような意味にとらえられる向きもあるが、私のいうナンセンスはそうではない。文字通り、意味が無いのだ。

上に紹介した本は、ナンセンスものではない。これは非常に象徴的な絵本で、解る人にはわかるし、解らない人にはわからないが、わからなくても面白い。それがこの本のえらいところだ。