独り言

先日、政府が自治体の首長を集めて廃棄物の受け入れを頼んでいるところをニュースで見た。市長は「県が動いてくれなければ」といい、知事は「国としてきちんとした安全基準を設定してもらわなければ。国がもっと積極的になってもらわなければ。」という。「要請があればいつでも、どこへでも説明に伺います」という環境庁の役人に対して、知事は「説明だけじゃだめだ。住民を説得してもらわなければ」と曰わった。

石原都知事は放射能測定器を持参して廃棄物の受け取りに行かせた。橋下市長は新しい行政制度を掲げて、当選の日から初登頂までの間に、自分の意に添って仕事をしないと思われる職員を何人か更迭した。

石原都知事も橋本さんも言動にやや過激なところがあって、熱烈な支持者が多い反面、強い反発もかっている。しかしこれまでにない新しいことをしようとすると大きな抵抗に遭うということは自然なことだ。ほとんどの首長はこのような抵抗を恐れてか、当り障りのない所で行政の道をわたってゆこうとする。

地方へ権限と財源を移すべきだ、地方のことは自らの判断で実行すべきだという主張が政府からも地方からも出されているが、本当にそれを望んでいる首長はどれくらいいるのだろうか。上の報道を見ていて、そんなことを思った。

一方政府の方では、昨日またしても食品の安全基準を変更した。政府も残念ながらあまりあてにできない。

やっぱり私たち一人ひとりが自ら知恵を出して、できることから行動に移すしかない。