がれき処理問題に対する市民の姿勢に、最近変化が見られること

ここ数週間で瓦礫の広域処理についての報道が随分多くなったように思える。それは政府が積極的に動き出したからなのか、それとも国民にこの話題を受け入れる冷静さができてきたと判断したメディアが、積極的に報道し始めたからなのか。

あの震災以降、特に注意してツイッターの書き込みを見ている。去年までは「放射能をばらまくな」という言葉に代表される過激な発言が数多く見られたが、最近はそういう感情的な発言は少数になってきているような印象を受ける。時がすぎるにつれて、だんだん物事を冷静に見ることができるようになるということは、それに要する時間の長短はあるけれども事実だ。

強硬な反対派の数が少なくなったのは頻繁な報道によるものなのか、あるいは時間の経過によるものなのかはよくわからないけれど、何れにしても感情論が少なくなってきたことはうれしい。

今では、瓦礫の受け入れに対して消極的な人の数は半年前よりもかなり少なくなってきているのではないかと思う。

出来れば受け入れたいが、住民に受け入れるための心の準備ができていない、とは瓦礫の受け入れに対して消極的な市長や知事がよく口にしていることだが、状況は随分変わってきていると思う。実際受け入れている自治体もあるわけだから、要は優先順位の問題だ。それぞれの首長はそれぞれに力を入れたい政策を持って、それに向けて努力をしている。一時的にでも瓦礫処理問題の優先順位を上げてもらえたら、公的な報道を見るかぎり、被災地の都市計画もより前進するのではないだろうか。