各務野自然遺産の森 第二弾

さて、森の中には池も所々にあっていろんな生き物が住んでいます。池といっても人工の池ではなく水たまりっぽいもので、葦などの草がぼうぼうと茂っているところです。


見難いかもしれませんが、黒っぽい色をした、胴体が人の握りこぶしほどもある大きなカエルです。ひだまりでのんびりしているところ。砂地にいるところに近づいていくと、キャッと叫んで水にポチャリ。何度やっても、キャッと叫んで水に飛び込むのです。風体にそぐわないその可愛らしい鳴き声に、思わず笑みが漏れました。



上の写真はミズスマシ。姿が見えないと思いますが、ミズスマシの作る波紋で想像してください。こんな水たまりや小流れがあちこちにあって、その端にはシダなどの水辺を好む植物が沢山生えています。
下の写真は甲虫ですが、名前は不明。あちこちに沢山いました。いつも木に止まっている。


これはガの繭。子供の頃は家の近くでも随分見ましたが、最近はさっぱり見ません。そういう生き物たちも、この森にはちゃんと生きていてくれて、嬉しい限りです。やはり、人の手の加わらない場所を残しておくことは大事なことだと思います。


これは珍しい、二本の木が全く一緒に育って密着してしまった。二つの種はごく近くに落ち、同じくらいの日に目を出して、同じくらいの勢いで育ったので、幹が太くなるに連れて間隔が狭くなって、ついにはぴったりくっついてしまいました。二つの種がごく近くに落ちることはよくあると思うけれど、多くの場合、どちらかが他方より成長が遅かったり、目を出すのが遅かったりして、片方がうまく伸びられないものです。この二本の木は一緒にどこまでも育ったんですね。


幹と葉っぱは別物です。私の推測では、木にテイカカズラが巻き付いて育って、宿主である木を覆って枯らしてしまい、葛だけがどんどん育った、そんなところではないかと。これを見て、何かを連想する人も、あるかもしれない、、、。


蔓のはじめはこんなふうなのね。

というわけで、森の話は今回これでおしまいにしますが、まだまだ森には物語がいっぱいです。そうだ!妖精の輪とかいう、ロンドを思わせるキノコも麻ちゃんに教わりました。幾つかのキノコが輪のようになって生えているのです。