ちいさなことかもしれないけれど、

昨日のことです。ドラッグストアへ買い物に行くと、店の中で迷子らしい子供が泣いていました。その内にお母さんが来るだろうと様子を見ていましたが、なかなかやってこず、保育園らしいその子は泣きながら店の外に出ていってしまいました。ちょっと心配になって、私も外に出てみましたが、やはりお母さんはやって来ません。これは本当に迷子になってしまったに違いないと思って、ちょうど来合わせた年配の女性に「迷子らしいんですけど、ちょっと見てていただけません?私、係の人を呼んできますから」といったら、「はい!わかったわ」といって快く引き受けてくれました。そうしているところへお母さんが心配気な顔でやってきて、子供を見つけると「ああ、よかったぁ」といって抱きしめました。その子もやっと一安心。めでたし、めでたし。

これだけのことなら、わざわざブログにすることもなかったのですが、気になったことがありました。というのも、その子が泣きながらあっちへこっちへさまよっている間に、何人もの若いお母さんや年配の人が通ったのに、怪訝な目を向けながらも、誰一人として立ち止まることなく通りすぎてしまったのです。

ここ数日はいじめによる自殺の話題に関心が集まっています。アンケートを取ると、いじめがあったことを知っている子も少なからずいましたが、それについて教師に報告したとか、その両親が何か行動を起こしたという報告は出ていません。教師は、喧嘩ということにしていました。警察は、まだ事件になっていないんだからと、通報を受け付けませんでした。

そして、子供は自殺しました。

周りにいた人、ひとりひとりの行動は取り立てて責められるべきことではないかもしれませんが、小さな不作為が集まって、どうにもならない事態を引き起こしたように、私には思えます。