紫蘇の実を摘む

今日は一日中雨が降ったり、風が吹いたり、定まらない天気だ。朝のうちは雨が降っていなかったので草を引いたりきゅうりを採ったり。胡麻の具合を見たり、あずきのご機嫌を伺ったりした。もう緑色の細い鞘がいくつも下がっている。今年はたくさん採れるかしらん。草を引いているとその中に大蒜(にんにく)の芽を発見。去年取り残した株から芽が出たに違いない。早速小分けして植えた。

それにしても私の土はうまくいっている。表面は大量の草の堆肥で覆われているので、草はあまり生えない。しかも、その堆肥の下にある土はふわふわ、さくさくと十分な酸素を含んでおり、道具を使わなくても簡単ににんにくを植えるための穴を掘ることができる。これもミミズや大量のバクテリアと虫さんたちのおかげです。

ピーちゃんは年をとってなかなか卵を産まないが、今日はひとつ産んでもらった。秋も深まる頃になれば、今年の春に買ってきたひなが卵を産み始めるはずなので、楽しみにする。昨日は先輩のうちからコクゾウが湧いた米をもらってきた。先輩の家につくと、コクゾウムシを追い出すためにわざわざ煙を焚いているというので、とんでもない、虫ごとくださいといって、虫とともにもらってきた。合成飼料をやっていないので、虫も大切な栄養源の一つというわけ。

今日はじゃがいもも植えてみた。これまでは収穫して余ったのをそのまま植えていたのだが、昨日ホームセンターに行ったら美味そうなじゃがいもの種を売っていたので、買ってきたのだ。たしか婆さんは芽のところを避けて半分に切って埋めておったぞ、と小さころのことを思い出してじゃがいもを切ってみたが、いや、しかし説明書も読んでみようと思い立って読んでみると、切らないで植えてくださいと書いてあるではないか!ほんとかい?と思ったが、まんざら嘘も書いてないと思って、残りのじゃがいもは丸のまま植えた。そこへ近所のじいさんが通りかかったので、昔は切って植えとったねぇというと、春に植えるときは切ってもええが、秋植えるのは切るといもが腐って芽が出んぞよ。そうだったのか。

さて、楚々とした白い、小さな紫蘇の花がパラパラと散り始めて、株の根元に雪が散ったように落ちている。穂の先のところまで咲ききっているものが目立ってきたので、今日は紫蘇の実を摘んだ。

夏は紫蘇ジュース、秋は紫蘇の実漬け、青じその葉は芳しい薬味にと、紫蘇は私の食生活に無くてはならないものだ。中でも紫蘇の実漬けは一番好きなもの。実を穂からしごきとって瓶に入れ、醤油を入れるだけ。簡単で美味しい御飯の友になる。

私は玄米を主食にしているので(別に健康のためとか、何とかフードとかいうことでなく、単に好きだから)、おかずは野菜の煮物とかこういった漬物とか、香辛料を使わないおかずがとても合う。肉もあまり食べない。若い頃はこってりした濃い味付けの料理が好きだったが、50を過ぎたあたりから好みが変わったように思う。玄米と野菜中心の食生活のせいかどうかは知らないけど、関市のメタボ検診では全ての数値が標準範囲内で、医者のほうが珍しいですね、とびっくりする。標準値は今や標準でなく、目指すべきものになったらしい。