自治会の草刈り

今日は自治会の草刈りでした。

47戸のほとんどが参加して、用水の端や神社周辺などの草を刈りました。なにせ刈る面積が半端ではないので、朝8時から始めて昼間でかかってやっと済ませました。かなり大変な作業です。

この上大野も例に漏れず高齢化が進んで、私も含め独居老人がいたりするものの、それなりに働きをしました。

こんな風に皆でする作業は年二回、いずれもその後、総会があります。昔は普段から近所の人達と立ち話をして情報交換をしたのですが、最近はそういったことは全くなくなり、こういう機会によもやまの話をするばかりです。

中には作業を厭う人もいますが、こういう機会でもないと全戸が出会うことがないので、今となっては井戸端会議の貴重な機会になってしまいました。私が子供の頃は村の誰それがどこへ嫁に行ったとか、どこから嫁をもらったとか、どこに働いているとか、子供は何人だとか、そんなことを大抵知っていたものです。そしてお嫁さんを貰えば地区内に紹介して周り、人が死んだりすれば、向こう三軒両隣がすぐに集まって葬式を行ったのです。そういうこともだんだんなくなりました。

今では、上、中、下と3つにわかれている班の外のことは、すぐ近くにもかかわらず分からなくなってしまいました。

確かに田舎の付き合いは面倒だと思う人が多いと思いますが、こういう普段の活動があるからこそ、人が死んでも一週間も知らずにいたり、認知症の年寄りがどこまでも出かけていってしまうということが防止できていたのだと思います。婆さんがふらふら歩いていれば、「どこ行くんや」と誰かがきっと声をかけるし、答えが変だったら、婆さんの家まで連れて行ってやるに違いありません。

このごろではこんな田舎でも、昼間誰も居ない家というのが増えていますから、今日のようなみんなで行う作業は、顔を見たり話たりする貴重な機会です。

関市は今後二年の間に自治基本条例を作るということは前にも書きましたが、ということは各自治体の責任もそれなりに重くなるということだと思います。そういった中で、自治体内の情報交換も重要になってくるに違いありません。これまでは大して関心もなかった私ですが、もう少し積極的に上大野のことを考えてみなければならないと思ったのでした。