一年前の私から

尾関さんが関市長になって一年が経ちました。尾関さんを応援してよかったと、今、確信しています。

昨年一つ上の先輩が尾関さんを応援しているのを見て、その熱心さに惹かれて私も選挙運動なるものに参加してみようと思いました。が、私自身は尾関さんを個人的に知っているわけではなく、そういう中で自分が一票を投じるだけなら何の躊躇もありませんが、人に薦めるとなると、そうしていいものかどうか全く確信がもてませんでした。それでもあえて応援したのはひとえに先輩の熱心さでした。この先輩は珍しいくらいに無欲な人なのです。この人が応援しているなら間違いあるまい、と思いました。

選挙運動でビラを配ったり電話をしたりする合間に、尾関さんとの小規模な懇談会のようなものに参加し、演説も聞く機会を得て、その主張自体にも共感しましたが、私はむしろその話し方を聞き、居住まいの正しさを見て、正直さや誠実さを感じました。少しだけ言葉をかわす機会もありました。そうする中でだんだん人に薦める薦める自信もついていったのです。

選挙運動は全くはじめての経験だけに、何をどうしたら良いのか分からなかったのですが、とりあえず近所に尾関さんのチラシを配りました。ちょうど稲刈りの季節でしたから田んぼに出ている人に手渡して配ったのですが、みんな全く冷たい反応。取り付く島もない状況でした。

選挙事務所に行って電話もかけました。こちらの方も、効果があるのかないのか私には全くわかりませんでした。選挙対策というようなものもあるような無いような、、、私から見れば全く統率がとれていない中で、みんなが熱い思いだけで行動しているように見えたものです。特定の支援団体というものもありませんでした。

こんなことでは当選は難しいのではないか、と私だけでなく選挙に関わっている多くの人が思っていたと思いますが、豈図らず当選しました。

あれから一年。尾関さんは毎日ブログに日々の活動を記し、自分の考えや思いも綴ってこられました。それを読むと足下にあることからひとつずつ丁寧に自分の考えを実行されていることが分かります。

演説の際に表明された、新しい建物の建設中止や水道料金の値上げなども着実に実行に移しておられます。

住民の声を聞くための集会も開かれているし、住民自治を実行するための勉強会が開催され、市民会議も発足しました。

かつては看板だけだった市民への窓口サイトも、試しに問い合わせたら、丁寧な回答が帰って来ました。そんなことからも私達の声が届いていることを実感します。

こうした尾関さんの自ら範を垂れるその姿には説得力があり、かねがね口にされている住民自治について私も調べたり考えたりするようになりました。この1年で私のように変わった人、多いのではないかと思います。

というわけで、この一年で尾関さんへの信頼は、不安から確信に変わりました。

従来の、なんでも市役所頼みの私たちの暮らしからは大きな方向転換だと思うので、自分たちで考えて行動するという新しい流れに戸惑う人も多く、住民の意見を聞くために開かれた車座集会でも最初は地区からの要望が大多数を占めたということですが、それも少しずつ変わっていくに違いありません。関市の中でも町から離れたこんな山の中に住んでいる山姥が目覚めたのですから。